■今週のみおしえ■

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2017年7月31日

頑張る前に諦めない
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世間には身近な人といつも諍いが絶えなくて、どうしたらいいのかわからず悩み苦しんでる人がいます。
 或いは周りがドンドン出世したり良くなったりして、自分は「運がない」と思って嘆きながら毎日を送ってる人もいます。
 他にも様々な悩み苦しみに直面しては、怒りや不快感、羨望や諦めの気持ちを持って過ごしてる人もいます。

 ですが日蓮聖人は「娑婆と申すは忍と申す事なり」と仰せです。つまり私達の住んでおりますこの娑婆世界そのものが、悩み苦しみに対して、ぐっと堪えて耐え忍び、焦らず腐らず怒らず恨まず嫉まず、そして諦めずに、自分のやり遂げる道をコツコツ積み上げ努力精進する所だと仰せなのです。
 
 ある寺院のお住職がこうおっしゃってたことがありました。『凡才が天才に勝つ唯一の方法。それは「努力精進」である』と。
 「いくら努力精進しても天才には勝てないのでは」と思うかもしれませんが、抑も天才が天才になり得たのは、頑張る前に諦めず、ただひたすら努力精進を積み重ねてきたからであって、きっとその裏では相当に堪え忍ぶ心が求められていたのです。
 己れ煩悩欲に負けないよう、相当に悩み苦しみと正面から向き合い諦めることなく頑張ってきたから、天才は凡才から天才となったのです。
 
 そう考えれば誰だって天才になれるチャンスはあるのですが、ただ凡夫の私達には欲を貪る心、怒りの心、因果がわからない愚痴の心という心の三毒がが旺盛ですから、直面する困難や苦難に対して、楽(らく)しよう・逃げよう・ムリだダメだ・私が悪いんじゃない、こうなったのも相手が悪い社会が悪いと嘆くばかりで、己れに打ち勝つ前に諦める思いが働いてしまう所があるのです。
 
 ですから「忍と申す所」と仰せになった日蓮聖人は、仏様究極のお悟りの言葉である「南無妙法蓮華経」の御題目をひたすら唱えよ。さすれば「忍の功徳」が頂けると仰せになりました。
 
 沢山お唱えすることは、それだけ時間も使い、身体も使い、財も使います。ですから沢山お唱えしようとすれば、自ずと粘り強さ、我慢強さが身についてくるのです。
 そして、今までは三毒、煩悩から出てきただから良い結果に至らなかったのですから、沢山お唱えさせて頂くことで、その三毒、煩悩を少し押さえ気味な形になります。

 そうなると例えば、人から傷つくような事言われたり態度取られたても、「腹を立てても良くはならないと教えて頂いてるのだから、ここは一つ耐え忍ぼう」となります。
 あるいは何かから「逃げたい」と思っても「御法様(ごほうさま、仏様のこと)を信じて頑張ってみよう」などと思ったりもできます。
 怒りの心や絶望感に打ちひしがれても、「怒ってなるものか、諦めらめるものか」といった、忍の心が口唱の中から引き出されてくるのです。
 
 本門佛立宗を開かれた日扇聖人(にっせんしょうにん)の御教歌には、「口唱程 不思議に妙な 行はなし 其身はまめに 心かしこに」と仰せです。
 口唱の行に励めばマメにコツコツ動くようになれ、心は賢い考え方ができるようになると仰せです。

 どうぞ自分は勿論のことですが、身近な人の中にも悩み苦しみに陥り、何とかしたい・どうしたらいいのかなどと心に闇がかかった時こそ、口唱の行の力を信じて頑張って努力精進してみましょう。
 ともかくも、頑張る前に諦めないこと。まずは自分なりに頑張ってみましょう。





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