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2017年6月26日

もちつもたれつ
記事の編集
仏教とは、この世の法則を明らかにして、それを知りそれに準じた暮らしを送ることで幸福がもたらされることを示されたものです。
 その法則の一つに「存在の法則」があります。それについて次のような譬喩で説き示されました。
 「ここに二つの葦束(あしたば)があるとする。その二つの葦束は、互いに相依っていれば、立っていることができるが、片方だけではそうはいかない。それと同じように、これがあるからこそ、あれがあるのであり、あれがあるからこそ、これがあるのだ。葦束の片方を取り去れば、残った片方の葦束が倒れてしまうように、これが存在しなければ、あれも存在せず、あれが存在しなければ、これも存在しえないのである」と、関連性の原理「もちつもたれつ」を示されました。
 
 つまり私達人間は決して一人で生きてはいけず、実際に自分の知ってる人知らない人の隔てなく、実に沢山の人との関わり合いがあるから=「もちつもたれつ」の中にあって生きていけるのです。

 そのことがわかってくると、「自分が存在するのは回りが存在してるから」、即ち「回りのおかげで自分がある」ということで「ありがとう」という感謝が出てきます。この感謝が幸福をもたらします。
 
 ただ中には関連性はあっても反目し合う・敵味方といった間柄も存在します。
 でもこれも主義主張立場の違いはあっても「相手がいなければ自分もいない」、互いに関連性があるから存在してるのですから、むしろバランスを保ちながら共存する間柄であって、それによりたとえ立場は違っても、そこに平和と安らぎ、秩序が保たれるのです。
 
 次にこの存在の法則、「もちつもたれつ」がわかって出てくるのが、今の自分の持てる能力を生かした「できること」をしようと勤めることです。
 「否、私には人に何かできる能力なんてありません」と思う人でも、仏様は能力は誰もが皆持っている。それに気づき生かすことによってこの世の存在意義、即ち生き甲斐が出てくるのであると仰せになりました。
 それに「能力」とは何も技術技能だけを指すのではありません。一番大切なのはその人の「心」。「心の住みか」がその人の能力なのです。
 
 その究極の「心の住みか」が「仏教を知り仏教を実践する」ことなのです。むしろその心を以て、我が身の果報に感謝し、世のため人のためにと生かすことこそが実は仏様が明らかにされた、この「もちつもたれつ」の法則の本当の意味する所なのです。
 
 本門佛立宗を開かれた日扇聖人の御教歌には「ありがたや みのりのちから なればこそ わがごときすら 人をたすくれ」とお示しです。 
 御法様(ごほうさま、仏様のこと)のお力添えがあれば、こんな我が身でも人の役に立つ、人助けのマネがさせて頂けるなんて何と有り難いことかと、存在することの喜びを仰せです。
 
 人の幸せのため・何とか良くなってもらいたいと願い祈りを捧げる意味で、できる修行、即ち「南無妙法蓮華経」と御題目を唱えて御題目をすすめる。
 この姿、即ち「菩薩の行い」が「もちつもたれつ」を知り、自分に「できること」でもあるのです。

 どうぞまずは「もちつもたれつ」の法則を知り、常の感謝を忘れず人と関わること。そして今の自分の能力をフルに使う所に幸福・安らぎ・生き甲斐があると心得ましょう。





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