■今週のみおしえ■

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2017年6月12日

四計
記事の編集
「四計」とは、今日の日本にとって身近な諺や説話の出典にもなっている中国明の時代の書物、月令広義の中に出てくる、人生を充実させる4項目のことで、それとみ教えとを照らしながら紹介したいと思います。

 一、一日の計は朝にあり…今日一日をどう過ごすか、朝にキチンと計画を立てることで仕事や家事や友人関係など、あらゆる面で生活がスマートになります。つまりムダやムラがなくなるということです。その意味からまず朝に一日を計っておきましょう。
 
 この点もみ教えに通じます。朝に御宝前(ごほうぜん、仏様のこと)のお水を替えたり、お掃除をしたりなどとお給仕をさせて頂くことで一日が始まります。お給仕により今日も一日、何事にも感謝する気持ちを学びます。
 またお寺では毎日朝参詣があって、御法門(ごほうもん、説法のこと)が聴聞できます。それにより喜び、御利益の頂き方を学びます。
 そして南無妙法蓮華経と御題目をお唱えする。それにより今日一日のお守りを頂きます。
 このように朝にシッカリと功徳を積むのです。

二、一年の計は元旦にあり…「竹」は細くてもしなやかな強固さを保つのは、幹に節目が一杯あるからと言います。私達の心、精神も、節目を付けることで竹のようなしなやかな優しい心と、勇気ある強い心を兼ね備えていけます。すると人間的にも大きく成長できますから、より人生を充実させることができます。
 その節目というのが切り替え・改良の時です。
 今までの自分に一区切りつけて新たな気持ちで前進する。それによりダラダラと惰性で過ごさなくなるからです。
 それが「元旦」というのでしたら、去年を反省し新たな気持ちで今年の自分の方向を見定めて前進することになるから、その年が充実した良い年となることができるというのです。
 この点もみ教えでは毎年お寺でもまたは一個人でもお願い事を年度始めに見直しをして、新たな目標を掲げて達成に向けて励みます。
 目標があると頑張るものです。そして頑張った分、何かしらのご褒美がある。み教えでいえばそれを御利益というのです。

 三、家内の計は和同にあり…和同とは仲良くなること、親しみ合うことです。家族に限らず、職場や近所など、人がいる場なら皆同じです。良い仕事をするには職場の雰囲気作りが大事ですし、近所付き合いも親しみが増せば互いに助け合いいたわり合い相互扶助の効果がでます。
 
 み教えを頂く者同士も、互いに協調をはかりながら、相手に尊敬の念をもって、互いの良い点を吸収していくことで更なる親睦が深まり、信仰心も強くなりますからそれだけお守りも頂きやすくなります。
 その意味からもお寺に足を運んでみましょう。

四、一生の計は早年にあり…夏目漱石「虞美人草」という小説の中に老人が「何でも若いうちのことだ」と言う一節があります。早年とは若いうちということです。若いうちから楽することばかり覚えず、努力・苦労することから避けずに困難にも立ち向かうことで、我が一生は輝かしい充実したものになると。だから早年にあると言うのです。

 実は信仰、信心も同じで、中には「若い人は信心しない」と思う人も多いですが、むしろその逆で、若いウチからご信心しておいてみ教えを頂く暮らしを送れば、それだけ早めに運命も好転でき、お守り御利益も頂けるのです。親や回りもかえって安心です。
 ですから若い時から信心の種を心に植えましょう。また植えるようおすすめしましょう。
 きっと後々になって、み教えを頂いた暮らしを送っておいて良かった・良いご信心に出会えたと喜び、喜ばれます。

 要は「計る」とは「後々に」でなく、今がその時、今がチャンスと思うことです。それが朝であり元旦であり早年でありということですから、どうぞそれぞれに改良を心がけましょう。

 御教歌「信心は 日々にあらたに きよくせば
神の守りも 強しとぞきく」





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